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転職活動コラム

障がい者における50代での転職のヒント

2020.04.22
障がい者業界のコト、自分のコト、転職ノウハウ

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人手不足や急成長の若い企業の増加で50代にも転職のチャンス

定年や社会人としての引退が見えてくる50代。転職を迷う人も多い年代ではありますが、実は、転職の潜在的なチャンスが多い年代だともいえます。Agent Sanaでも50代での転職成功例があり、50代の転職者は決して少なくないのです。
50代の転職で企業は何を求めているのでしょうか。全体的な人手不足により、若手だけでは補充できない分を、ベテランで補いたいという狙いが考えられます。またスタートアップや起業したばかりの会社、ベンチャー企業など、ベテラン不在の若い会社では、仕事や障がいについて経験豊富な50代の充当で、経営に重みを増したいと考えるところも多いようです。
慢性的な人手不足の現在は、今まで転職を考えてこなかった50代にとっても、転職のチャンスが広がっているようです。

障がい者における50代での転職の心構え

それでは、50代で転職する際に、どんな点に注意したらよいかを考えていきましょう。
50代は社会人としての引退を考えるべき時期にさしかかっています。今までどんな経験をして、仕事を通じてどんなスキルを磨いてきたのか、また、どのように障がいと向き合ってきたのか。どんな配慮により仕事がし易くなったのか、どんな仕事が楽しかったのか、あるいは夢中になったのか。そして、社会人の最後、会社勤めを通じて何を成し遂げたいか、今までのスキルや経験を活用して何ができるか。
その最後の目的さえ明確になっていれば、あとは自身の希望と合う企業を探すのみです。ゴールを意識しながら転職先を探すことが、障がい者における50代の転職を成功に導く秘訣だといえます。
ただし、どんなに人手不足であっても、相思相愛の企業がすぐに見つかるとは限りません。仕事内容は希望通りだったとしても、障がいに因り通勤が困難であったり、会社として障がい者採用への取り組みが消極的であったりすることもあるでしょう。自身の希望が世の中のニ-ズ、あるいは企業の要望とマッチしているか、障がいに対して働きやすい環境が整っているか。転職活動はこれらの要素が関係してきますので、できれば退職後に転職活動を始めるのではなく、就労しながら転職活動を展開していく方が好ましいでしょう。
また、50代の転職では「ストレス耐性が高いか」「現場感覚を失わずに課題に向き合えるか」なども重視されるポイントです。若手よりも経験豊富な分、環境の変化に対する抵抗が大きかったり、管理職経験が長いがゆえに現場との感覚の乖離が見られたりすると、転職先に馴染むのに時間がかかるでしょう。
さらに成功経験から、自身のスキルや実績を過大評価することも避けたいものです。
現場の課題やニーズを感じる意識をもちつつ、時代や業界の潮流を読む意識、俯瞰して全体感をつかむ意識と、3つの感覚をしっかりと意識し、かつ謙虚さも持ち合わせた自己PRを心がけるようにしましょう。
そして、どの年代・障がいの有無にかかわらず通じる前提として、他責型、つまり責任を他人に押し付けるような志望動機は避けるべきです。「障がいへの理解がなかったから」「仕事で人とトラブルになったから」「正当に評価してもらえなかったから」――そのとき自分はどうしたのか。困難に対して、どのように前向きに取り組んだのか、そういった点を応募書類や面接の準備として盛り込むとよいでしょう。

50代がアピールすべきスキル

50代が特に意識するべきポイントとして、「ポーダブルスキル」という言葉をご存知でしょうか。業種や業界、職種の垣根を超えて発揮できる、汎用性の高い能力のことをいいます。真面目さや積極性、几帳面さなど、性格や人柄を表すものもあれば、「人を説得したり励ましたりすることが得意である」など、いろいろな仕事で役立つ能力も含まれます。
このポーダブルスキルを磨いておくことが、どんな会社でも、自身の本当の能力を職場で発揮し、周囲から評価される結果につなげるために役立ちます。
そして障がい者にとって、経験豊富な50代こそ、自身のポーダブルスキルを洗い直し、転職先でどう活躍できるのか、具体的に、説得力をもって伝えられるようにすることが大事といえるでしょう。
自身のポーダブルスキルを人に説明できるまで定めるには、業種や職種に直結した能力ではないところを掘り下げる必要があります。ポーダブルスキルは、大きく分けて、対人力(主張・否定・説得・統率・傾聴・受容・支援・協調など)、対課題力(試行・変革・機動性・計画・発想・推進・分析など)、対自分力(決断・曖昧・瞬発・冒険・忍耐・規律・持続・慎重など)の3つに分類されます。
このスキルをきちんと説明できるのであれば、50代でも異業種への転職に挑戦することが可能です。むしろ人手不足で、企業がイノベーションを欲している現在は、障がいがあるからこそ感じる世の中のあり方、異業種だからこそ生まれる発想という、その企業の中で多勢を占める社員とは異なる世界観からの意見や考え方が重宝される傾向にあります。50代でも恐れることなく、ぜひ自身の能力を最大限に発揮するためにも、業界・業種・職種を問わず、活躍の場を求めて、転職活動に果敢にチャレンジしてみましょう。

※「各年代別の転職ポイント」を知りたい方はこちら

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