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転職活動コラム

障がい者の「職業訓練」活用術!探し方から利用のコツまで

2020.06.30
障がい者業界のコト、自分のコト

「職業訓練」の種類と利用メリット

転職・就職するにあたり活かすことのできる知識やスキルを習得しようと思った際、どうすれば良いのでしょうか。そんな方のために設けられている公的な制度があります。それが、公的職業訓練(ハロートレーニング)です。この職業訓練の特徴は、サービスを無料で利用できることでしょう。一般的には、3カ月から6カ月の期間が設定された多様なコースを基本的に無料で受講することができ、転職にあたっての必要なスキル等を学べます。

職業訓練には、いくつかの種類がありますので、それぞれ紹介していきます。

定義による種類

特定の職業に特化した実践的、専門的なスキルや知識を習得することができる職業訓練には、大きく分けて2つの種類があります。

  • 公共職業訓練
    この訓練の対象となるのは、失業保険を受給する資格がある者、またはすでに受給している人です。公共職業訓練を受ける際は、国や地方公共団体が運営するものや民間の訓練校に通うことになります。
  • 求職者支援訓練
    この訓練の対象となるのは、失業保険を受給していない求職者です。公共職業訓練を受けることのできない人は求職者支援訓練を受けることができます。主に民間の訓練施設にて訓練が行われます。

施設/サービスによる種類

訓練を受けることのできる施設は具体的にどのようなところなのでしょうか。国や民間の訓練校など、それぞれの施設によって特徴が異なります。

  • 職業能力開発校:都道府県や市町村が主体となっているもの。
  • 職業能力開発短期大学校/職業能力開発大学校(ポリテクカレッジ):国または都道府県が主体となっている施設で、主に高卒の方を対象に、専門的な職業訓練を行います。
  • 職業能力開発促進センター(ポリテクセンター):国が主体となっている施設で、主に離職者や在職者を対象に短期間の職業訓練を行います。

職業訓練の利用メリットと就職実態

職業訓練を受けるメリットには、まず、利用料が基本的にかからないことがあげられるでしょう。また、条件によっては、失業保険の支給期間延長や通所手当、受講手当など、さまざまな手当を受けることができます。

その他には、生活リズムを整えることができるのもメリットの一つです。失業している場合、家にこもりがちになってしまったり、生活リズムを崩しやすくなる傾向にあります。しかし、職業訓練に通うことで生活リズムが整いやすく、体調の安定にもつながるでしょう。

また、転職活動の幅が広がることもポイントで、専門的なスキルを習得することによって、自身のアピール材料が増え、マッチする企業や選択肢も増えることが期待できます。指導員からのアドバイスや情報提供なども有益です。

このようにさまざまなメリットがある職業訓練ですが、厚生労働省が発表されている「平成29年度におけるハロートレーニングの実績」から、その就職実態をみると、公共職業訓練では、離職者で施設内訓練を受けた方の就職率は87.1%でした。また、求職者支援訓練では、実践コースを受けた方の就職率は64.6%(平成29年度中に終了したコースのうち、同年12月末までに終了した訓練コースの雇用保険適用就職率)でした。

「職業訓練」有効活用のポイント

就職につながりやすい専門的なスキルや知識を身につけることのできる職業訓練。これまで述べてきたように、さまざまな施設やコースがある上、一定の就職率を誇っていることが分かります。メリットもさまざまにある中で、自身に合った訓練や利用方法を見つけ、より有効的に活用したいものです。そこで、職業訓練を有効活用するためのポイントを探っていきます。

自己分析をし、計画を立てる

転職活動を行うにあたり自己分析は重要ですが、職業訓練を利用する際にも、とても大切なポイントになります。職業訓練は専門的なスキルを習得できるため、コース内容は特定の職業や技術に特化したものになります。例えば、パソコン(ワード・エクセル)、簿記・経理、医療事務、介護、住宅関連、CAD、WEB関連、プログラミング、機械・電気などです。可能性を増やすことを考え、さまざまなコースを受講したくなる方もいるかもしれませんが、基本的に平日9時~17時まである訓練を多く受講しすぎると、かえって転職活動がままならなくなってしまったり、体調をくずしてしまう可能性もあります。そのため、自己分析を行い、自身に必要なスキルやめざす職業を整理した上でコースを受講することがポイントになるでしょう。また、コースの受講期間等も考慮しながら転職スケジュールを考え、計画的に転職活動を行うことも必要といえそうです。

マッチした施設・コースを探す

職業訓練には豊富な種類のコースがあることが分かったと思います。その一部を具体的に紹介します。

パソコン、CADオペレーター、簿記・経理・会計、医療事務、介護、WEBクリエイター・WEBデザイナー、プログラミング、不動産関連、フラワーデザイナー、保育士、フードビジネス、ブライダル、国際ビジネス、観光ビジネス、機械オペレーター、アロマ、ファイナンシャルプランナー、DTPオペレーター、インテリアデザイナー、ネイリスト、キャリアコンサルタント、ビル管理、造園 など

これだけ多くのコースがあることは魅力である一方、自身と本当にマッチしたものを探すのが大変に感じる部分もあるでしょう。ここでは、どのように調べれば希望する訓練を見つけ、効果的な活用ができるかみていきます。

探し方のポイントとして、まず、情報収集があげられます。ハローワークのHPでは、コースを検索できる機能があるため活用してみると良いでしょう。コースの種類、地域、分野、募集している期間、訓練機関などの項目から条件設定ができるため、自身に合ったコースを見つけやすくなります。また、実際にハローワークに行き、窓口にて担当者に相談することも有効的でしょう。

施設やコースを探す際のポイントとして以下のような点にも注意が必要です。

  • 期間
  • 施設までの通う距離
  • めざす職種で活かせるスキルか
  • 施設の見学が可能か

コースの中には、期間が1年以上あるものもあるので、注意が必要です。また、定期的に通うことになるため、通所が大変だとコースの受講を続けるのが難しく感じてしまうかもしれません。通所にかかる時間や自動車で行けるのかなど確認しておきましょう。

もちろんですが、コースを受講することで習得できるスキルが、めざしている職種や希望する仕事に活かせなければ意味がなくなってしまうので、得られるスキルや知識が何なのか、自身のめざす方向性とマッチしているかを意識しましょう。そして、施設の見学が可能であれば、施設の雰囲気や設備なども確認できるので、実際に見学するとミスマッチを減らすことにつながります。

ハローワークの職業訓練検索ページはこちら

受講中も活動の準備を進める

職業訓練を受けるにあたり、転職活動を始めるのはコースの受講が終わってからと考える人もいるのではないでしょうか。実際、訓練中は勉強が忙しくなかなか活動できないというケースも多いようです。しかし、可能であれば訓練中から転職活動やその準備を進めることが大切になります。その理由の一つに、求人には募集期間や他の求職者からの応募もあるからです。希望に合う求人がでていたら、その機会を逃さないよう、求人情報の収集や応募できる準備を進めておきましょう。また、コースを受講したら修了するまで通わなければいけないと考えるかもしれませんが、職業訓練の目標は就職することなので、内定をもらえたので退校するという選択も可能です。また、職業訓練の施設には就職指導担当者がいる場合が多いので、訓練中ならば、転職活動中に感じた疑問や不安を相談することができます。スキルを習得するだけではなく、効果的に職業訓練を活用できるよう意識しましょう。

まとめ

さまざま専門的、実践的なスキルを基本的に無料で習得することのできる職業訓練。多くの転職したい人にとってメリットの多い制度といえ、自身のやりたいことや身につけたい技術が具体的で明確になっている人のほうがより効果的に利用できそうです。この点において、転職活動について相談できる相手から客観的な意見やアドバイスを得ることが重要になるでしょう。それは、まわりの友人でも問題ないでしょうし、ハローワークの担当者や転職エージェントのキャリアアドバイザーのような専門的な知識を有している人でも良いでしょう。さまざまな転職支援サービスがあるので、気軽に相談してみることをおすすめします。活動の幅が広がるきっかけの一つになります。

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