46歳／男性／H.M.さん | 障害者の転職エージェント【エージェント・サーナ】の転職成功体験談

前職では、派遣社員としてメーカーで営業サポートの仕事をしていました。見積りなどの資料作成をはじめ、海外プロジェクトでは現地法人とのやりとりなども担当しました。さまざまな業務に携わることができましたが、その会社での将来やキャリアパスを考えた際に、より活躍できる職場へ行きたいという想いが芽生えました。
そんな折に体調を崩し、手術することになりました。そして、手術を受けることで障害者手帳を申請できることになりました。その事実に、はじめは不安を感じていましたが、障がい者採用だからこそ、出合える企業や携わることのできる業務があると思い、転職活動を始めました。
活動するに当たり、エージェント・サーナを含む、複数社のエージェントに登録しました。焦りもあり、活動を始めてから毎日1社以上は面接していました。その中で、自身の書類を見て、話を聞いてみたいと思ってくれる企業があることに気づくことができ、前向きに活動できました。

転職先では、正社員としてビジネスの基幹業務を担えるようなやりがいある仕事に就きたいと考えていました。数多くの企業に応募した中で、この希望が企業の求めているものとマッチすることがとても難しかったです。なかなか思うような企業と出合うことができずにいた際に、キャリア・アドバイザーが提案してくださったのが、現在勤務する会社です。
そこでの面接では、人事の方からまずはじめに、「障がいの有無は関係ない」とおっしゃっていただきました。その上で、私の希望を伝えると、基幹業務にかかわる仕事や将来的な海外での業務など、さまざまな活躍フィールドを提案してくださいました。年齢や障がい、性別など関係なくフェアに評価していただける、私の希望とマッチした会社と出合うことができたと感じました。
現在は、見積り作成や受注業務、お客さんとのやりとり、サービス更新の提案などメインビジネスにかかわる幅広い業務を任せていただいています。また、社内の雰囲気もフラットで、障がいのことを特に気にすることもなく接してくださるので、気持ちが楽で過ごしやすいです。やりがいある業務を通じて、長く働くことのできる希望通りの転職になりました。

転職活動を行うにあたり、自身で企業を検索したり、HPを調べたりするのは時間がかかり大変だと思います。その点、自身に合った企業を提案してくださるエージェントはとても有効です。また、障がいのある方が、実際に入社した企業でどのような活躍をされているかなどの具体的な情報を教えていただけるのはとても参考になりました。
理想の企業と出合うには、キャリア・アドバイザーに自分自身のことをしっかりと理解してもらうことが大切です。そのためにも、希望や将来についてアドバイザーと具体的に話をすること、また、できるだけ多くの企業と面接をすることが重要だと感じます。面接を通して、自身の軸や希望がより明確になるからです。
障がいがあることをネガティブに考える必要はありません。実際に多くの企業が求人を出しています。転職を迷われている方には、自ら自分の扉を開き、転職をステップアップするチャンスだと捉えて、積極的に行動して欲しいと思います。

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