K.M.さん42歳 男性
障がい内容下肢障がい
等 級4等級
転職先事務サービス関連企業
前 職貿易事務
転職を決められた経緯は?
障がいへの理解がなく、18年働いた会社からの転職を決意
前職は、18年働いた会社だったので長く働くつもりでいました。しかし、自分が下肢障がいになり、勤務している中で障がいへの理解・配慮がしてもらえず、この会社で働いていくことは困難だと思いました。そして、障がいへの理解を軸にして転職活動を開始しました。 ネットで障がい者雇用などをキーワードに検索をしている中で、専門の転職エージェントがあることを知り、2社登録を行い並行して活動を進めていきました。どちらも最初はスムーズに進んでいたのですが、コロナの影響で一時ストップをしてしまいました。 再度、時間を空けて連絡をとり、その際の対応なども含めてエージェント・サーナ1本に絞って活動を再開しました。 転職の希望として特に重視したことは2点。 下肢の障がいのため、公共交通機関での長距離通勤は困難なため車通勤が可能なこと。また、福利厚生の充実として、そこそこ規模が大きかった前職の企業と比較して、年間休日や有給休暇などが少なくならないように希望しました。福利厚生については、紹介いただいた企業はすべて、前職に引けを取らないくらいの充実度でした。
転職されていかがでしたか?
挑戦できる・働きがいのある会社への転職ができました
私が転職した企業は、特例子会社です。最初は特例子会社というものを理解しておらず、紹介いただいてもあまり乗り気ではありませんでした。しかし、アドバイザーから特例子会社について、説明を受けてメリットを知ることができ、素直な気持ちになれたため応募をすることを決めました。 実際に入社した企業は知れば知るほど、魅力を感じ入社したいという気持ちが強くなりました。 例えば、最終面接時でも人事部長・総務部長は終始笑顔で、決まりきった質問などもなくしっかりと対話をすることができました。とても楽しく感じ「ざっくばらんな面接とはこういうものなんだ」と思いました。また、障がいの有無関係なく、さまざまな業務を任され、自分の考えを発信でき、活躍できる環境があることを説明いただきました。実際に働きだしても、その印象は変わりませんでした。
これから転職活動を行う方へのメッセージ
面談によって苦しかった思いが楽になりました
現在はグループ企業の入るビルで、全体に関わる総務的な業務を行っています。ビルの入館に関わる権限付与や会議室の管理、親会社の契約書のチェックや捺印管理などを行っています。 まだ配属されたばかりですが、今後めざすところの実務管理をおこなう管理者になるために、実務を覚えている段階です。 活動をスタートした時は、職場で理解されずに働いており、苦しい思いをしていました。さらに、エージェントの担当者と会わずにネットだけで応募まで完結ができたらという考えと、大企業に入ればきっと理解されるだろうと、偏った見かたで求人を探していました。 その思いの中で、勇気を出して登録をし、アドバイザーとの面談で自分の状況などを話しました。転職活動に直接関係なかったかもしれませんが、親身に話を聞いてもらえたので非常に気が楽になりました。そこから、特例子会社についても詳しく説明を伺い、興味を持つことができました。 自分にとって転職活動の成功は、勇気をもって登録をしたことだと思っています。その結果、今の会社に出合えたことにつながっているのだと思います。
私の転職スケジュール
3月上旬
ネットで転職サイトを探していた時期。2社に登録をしました。
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4月上旬
アドバイザーとの面談を行い、企業への応募を行いました。最初の企業との面接もこの時期でした。
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8月上旬
コロナのためにストップしていた転職活動でしたが、再度アドバイザーに連絡を取って再開しました。
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8月中旬
入社した企業との面接を行っていた時期。役員との面接時に、その場で内定をいただきました。
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1月上旬
前職を12月に退職。1月1日付けで心機一転入社をしました。
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