“やりがいのある仕事ができ安定した会社”という希望に100%応えてくれました
転職を決意する前年の11月下旬、エージェント・サーナを訪問しコーディネータからお話をうかがいました。以前から障がい者の雇用について興味があったからです。そして、エージェント・サーナのサービス内容を知り、このような道もあるのだと、障がい者の雇用手段(求職手段)の多様性を認識しました。その時点ではまだ退職を決意していませんでした。 ただ、お話をうかがっていたおかげで「退職する」と決めた時点で再度コーディネータに連絡を取り、具体的なアドバイスをいただきました。それは「面接の折、職歴や業務経験を伝えるのは良いが『この仕事をやりたい』と職種に固執する類のことはいわないでください」というものです。私は「なるほど」と納得しました。こちらはスキルを提示し、「どんな仕事をやってもらうか」の判断は先方にゆだねる。そうした柔軟さが求められるというわけです。私自身、今回の転職に当たっては「どんな仕事でもやり遂げる」覚悟でしたので、コーディネータには「やりがいのある仕事に就ける会社」ということだけをお願いしました。今の会社は、やりがいも安定も100%満足させてくれる会社。自分の願いを叶えてくれたコーディネータには感謝しています。
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安定した生活のため、フリーの編集者兼ライターから転向
前々職は、フリーの編集者兼ライター。取材をして原稿を執筆する仕事が中心でした。しかしフリーの場合、忙しい時は良いのですが、まったく仕事がないこともあり、収入が安定しません。仕事そのものは面白かったのですが、定職に就くことに決めました。 就職したのは、コンサルティングの会社です。顧客は中小零細とされる企業。業務は一応マーケティングですが、それは名目に近く、顧客獲得の営業というのが実態でした。ただ、仕事に大きな不満はなく、中小零細の社長から話を聞くことは楽しくもありました。ところが入社から半年たった時、突然、給与が未払いになったのです。仕事に対するモチベーションが一挙にダウンし、「この会社では安定した生活を送ることができない」と退職を決めました。 これまでのことがあり、転職に当たって最優先に考えたのは「安定」でした。大学を卒業してから10年、不安定の連続。30代半ばまであといくらもありません。ここで、人生を立て直す。転職活動にはそれぐらいの構えで取り組むことにしたのです。