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転職活動と就職活動はどう違う?

就職活動との違いからみる転職活動のポイント

学生時代の就職活動と社会人になってからの転職活動。「仕事を探す」という意味では同じような気がしますが、重視すべきポイントは大きく違います。今回は、そんな二つの違いをみていきましょう。

まずはスケジュールとアピールポイントの違いを把握しよう!

●スケジュールの違い
当然ですが、就職活動=新卒採用、転職活動=中途採用という違いがあるため、そのスケジュール感は大きく異なります。
就職活動の場合、学校卒業・翌月の新卒入社に合わせて企業も就活生も一斉にスタートします。主には大学生だと3年時にインターンシップに参加し、3年冬から春にかけて説明会・エントリー開始。早い企業だと3月には選考が開始され、多くの学生が4年時の夏頃までには就活が終わります。当然、入社日も大抵が翌年の4月1日です。
一方、転職活動の場合、そもそも企業の採用活動開始時期が決まっていません。欠員が出た時や、人員の拡充が必要な時など、企業の都合に合わせて求人募集が始まります。求職者が転職活動をスタートする日も、単純に言えば「思い立った日」から。人によって当然さまざまな理由がありますが、転職しようと思った日が活動開始日になります。
ここでポイントになるのが、活動開始から実際の転職日までのスケジュールです。就職活動の場合、1年以上の時間をかけてじっくりと就職活動に取り組むことができます。また、内定が出た後も、実際の内定承諾日までは時間があるため、より自分が望む条件の企業を探すために就職活動を続けることもできます。
一方、転職活動の場合、現職と転職活動の両立による疲労の蓄積や、経済的理由など、さまざまな観点から、あまり長い時間をかけることができません。企業の選考期間は長くても1カ月程度、転職活動期間の平均は約3カ月と言われています。また、内定から入社を決定するまでの期間はせいぜい1週間程度です。その間に入社するべきかどうかを判断する必要があります。就職活動と比較するとよりスピーディーな行動が求められ、しっかりとスケジュール調整をする必要があります。

●求められるスキルの違い
就職活動を行う方=新卒採用と転職活動を行う方=中途採用では、就業経験の有無という大きな違いがあります。
新卒採用では業務上のスキルや経験ではなく、将来性やコミュニケーション能力が求められます。学校やサークル活動、アルバイト、インターンシップなどで学んだ「経験」やそこから見えてきた自分の「長所」、仕事に対する「やる気」や「目標」などをアピールし、企業が求める人材像とのマッチングを図ります。
中途採用では、基本的には即戦力の人材が求められるため、これまでの経験・スキルが重要視されます。そのため、履歴書のほかに、就職活動時には存在しなかった「職務経歴書」も提出し、企業に対して実務経験をしっかりとアピールする必要があります。そこでは、これまで携わってきた仕事内容と身につけてきたスキルを企業に伝えるとともに、その会社に入社すると「どのように活躍できるのか」を具体的に表さなくてはなりません。もちろん、異業種への転職、未経験での転職もありますが、その場合でもこれまでに身につけてきた「考え方」や、経験を応用することでできることをアピールする必要があります。

応募から選考過程の違いを理解しよう!

●応募条件の違い
新卒採用では、応募資格として提示されるのは学歴や理系・文系などです。
それに対し、中途採用では学歴はそれほど問われないケースが多く、実務経験年数や資格、スキルなどが応募の条件として提示されます。
また、新卒採用では学歴種や雇用形態などによって応募時から明確に給与などを把握することができますが、中途採用では経験によって給与が異なる場合が多く、正確な年収がわかりません。選考を通して、条件が提示されていきます。

●応募書類の違い
新卒採用では、エントリーシートや履歴書、「障害者手帳」のコピー、成績証明書、卒業見込み証明書などのほか、企業によっては小論文や作品例など、さまざまな書類を提出します。書類と面接を通して、企業ではその学生が入社後にどのくらい活躍してくれそうかを判断します。
中途採用では、ほとんどの企業が履歴書、職務経歴書、「障害者手帳」のコピーの3点のみ、提出を求めます。特に重視されるのが職務経歴書です。そのため、しっかりと自分の経験とスキルをアピールできるように、職務経歴書を仕上げておく必要があります。

●選考方法の違い
新卒採用では選考において、さまざまなステップをたどります。「会社説明会」「書類選考(エントリーシート提出)」「筆記試験・適性検査」「一次面接」「二次面接」「最終面接」などの一般的な選考のほか、企業によってはグループワークや集団面接などがあります。スタートから内定まで、数カ月を費やすことも少なくありません。
一方、中途採用では、「書類選考」「面接」と非常にシンプルです。面接もせいぜい採用担当者や現場担当者による「一次面接」、役員などによる「二次面接」の2回。多くても最後に「最終面接」の3回で内定まで進みます。早ければ応募から内定まで1~2週間というケースもあり、そのスピードに準備が追いつかないということもあります。そのため、応募する時には書類だけでなく、面接の準備もしておく必要があります。
また、内定後、新卒採用の場合は卒論や単位取得、卒業旅行など、比較的自由に過ごします。企業によっては内定式や懇親会などがあることもあります。
一方、中途採用の場合、現在就業中なら内定後に退職交渉、業務の引継ぎなど、やらなければいけないことが数多くあります。転職先によっては入社までに準備しなければいけない書類などもあり、忙しい日々を送ることになります。

まとめ

就職活動に比べて転職活動はスケジュールがタイトになるケースが多く、その中でいかに効率よく活動を進めるか、どのくらい準備しておけるかが成功のカギを握ります。

1人で転職活動を進めるのが不安な方は、就職活動の時にはなかった「エージェント・サーナ」のような「転職エージェント」を活用する方法があります。企業の紹介だけでなく、書類の添削や面接対策、面接日や入社日などのスケジュール調整、条件交渉などを行ってくれるため、働きながらベストな転職先を見つけることができます。転職活動を行う上で、選択肢の一つとして考えてみましょう。

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