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人事担当者インタビュー 住友林業株式会社

エージェント・サーナをご活用いただき、満足のいく採用を実現いただいた人事担当者から、
障がい者採用に対する考え方や今後の見通し、エージェント・サーナに期待することなどを伺いました。

住友林業株式会社

ユニバーサルマナー検定を全社員取得中
社員同士・お客さまへの配慮から
多様な人材の受け入れまで推進

住友林業株式会社
人事部 働きかた支援室
根津 千春 氏
斉藤 佳男 氏

貴社の障がい者雇用の取り組みについて、教えていただけますか。

当社の障がい者雇用については、「チャレンジド社員」という、主に補助的な業務を行う有期雇用社員として採用を行っています。これは、まずは新しい職場環境に慣れ、長期的に当社で働いていただくことを第一の目標にしているためです。有期雇用といいましても契約更新が基本であり、また本人の適性・スキルとやる気によって、正社員登用の道も用意しています。
求職者の方と面談の際には、どのような配慮が必要かをきちんとお伺いし、配属予定部署と確認のうえ雇用を進めています。例えば、ある視覚障がいの方には読み上げ機器を導入しましたが、このような合理的配慮については全て人事部負担で行っており、各部署が障がい者の方を少しでも受け入れやすくなるよう努めています。
以前は、エージェントの方からご紹介をいただいてからそのエリアの部署に問い合わせるなど受け身な対応をしていました。そうするとどうしても対応が遅れ、例えば優秀な応募者の方は他社で先に採用が決まってしまうこともあります。そこで、2020年9月に日本全国の部署にどういった社員の受け入れが可能か、活躍ができるポジションがあるか調査を行いました。その結果、今までわかっていなかったニーズや、小さい部署も含めて受け入れ可能な部署が判明しました。現在では、スピード感をもって採用活動を進めています。

職場の環境について教えてください。

受入部署ごとの対応を基本に、人事部として側面支援を行っています。人事部内に在籍している保健師と臨床心理士が定期的に面談を実施。地方の方は電話で、希望があればウェブ面談で対応しています。
また障がいの有無に関係なく全社員を対象に、外部契約の従業員支援プログラム(EAP)を導入しています。職場での問題からプライベートまで、様々な悩みを対面、電話、メールなどで相談できるサービスです。50分のカウンセリングを年間5回受けることができ、じっくり相談できる体制として好評です。
また多様な方がいるという意識を社内に広げるために、ユニバーサルマナー検定3級を全社員に取得させることを2018年度に決定し、毎年1000人、2000人が受講しています。これは高齢者や障がい者、ベビーカー利用者、外国人など、多様な方々に向き合うためのマインドとアクションを身につけるための検定です。世の中には様々な方がいるという当たり前のことを再認識し、各人に応じた配慮を行うこと、気持ちよく接することを学んでもらいます。お客様や取引先への接遇の向上、社員同士の配慮、コミュニケーション向上はもちろんのこと、障がい者社員の受け入れ拡大にも繋がっていくと思います。

エージェント・サーナをご活用いただいた感想を伺えますか。

御社は、この業界の老舗ということで、かなり以前からご紹介をいただいています。この10月にも1名採用させていただきました。フォロー体制としては入社後の1カ月面談を行っていただけると伺っていますが、メールではなく実際に面談していただけることで、より細かいニュアンスがわかると思います。可能であれば、1カ月だけでなく、3カ月・6カ月と、メールでもよいのでもう少し長期的にフォローいただけるとよいですね。もちろん社内でも行いますが、いろいろな方のフォローがあることで定着が安定していくのではないかと思います。今後はもう少しご紹介いただく方を増やしていただき、定着までサポートをしていただきたいですね。

 

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