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転職活動コラム

障害者雇用でデザイナーになるには?転職を目指す方法と成功事例

2025.11.05

障がいを持ちながらデザイナーとして活躍したいと考える方にとって、障害者雇用枠は大きな可能性を開く選択肢です。近年、企業のダイバーシティ推進により、クリエイティブ職の障害者雇用は拡大傾向にあります。

この記事では、デザイナー職での障害者雇用の実態や、転職を成功させるための具体的な方法、成功事例をご紹介します。

障害者雇用とは

障害者雇用とは、障害者手帳を持つ方を対象とした雇用制度です。一定以上の規模を持つ企業には法定雇用率に基づいて障がい者を雇用する義務が課されています。現在の法定雇用率は民間企業で2.5%です。

この制度により、障がいを持つ方も安定した環境で働く機会を得られる仕組みが整備されています。

特に障害者雇用によるWebデザイナーやグラフィックデザイナーの採用は助成金の対象となるケースも見られるため、企業にとっても求人を出しやすい職種といえます。

 

障害者雇用で目指せるデザイナー職の例

障害者雇用枠では、多様なデザイナー職種への道が開かれています。デザイナーと一口に言っても、その種類は多岐にわたり、求められるスキルも異なります。自分が目指したい職種の特徴を把握しておくことが重要です。

Webデザイナー

Web制作会社やIT企業でWebサイトの企画・デザインを行う職種です。クライアントの要望をヒアリングしながら、サイト全体の構成やレイアウト、配色を設計していきます。

HTMLやCSSのコーディングスキルも求められるケースが多く、PhotoshopやIllustratorといったデザインツールの操作スキルも欠かせません。プロジェクト単位での業務が中心となるため、スケジュール管理能力も重要です。

ゲームデザイナー

ゲーム開発会社において、ゲームに登場するキャラクターや背景、建物などのCGグラフィックデザインを担当する職種です。

3DCGソフトウェアを駆使して、ゲームの世界観を視覚的に表現していきます。IllustratorやPhotoshopに加えて、MayaやBlenderといった3Dモデリングツールのスキルが求められます。チーム制作が基本となるため、コミュニケーション能力も大切です。

多くの企業では個々の特性に配慮した業務分担を行っているため、未経験からでも、ポートフォリオ制作を通じて熱意を示すことで採用につながるケースがあります。

インハウスデザイナー

企業の内部で自社のデザイン業務を担当するデザイナーです。広報資料やWebサイト、商品パッケージ、社内資料など、企業活動に関わる幅広いデザインを手がけます。

一つの企業に所属するため、ブランドイメージを深く理解しながら一貫性のあるデザインを生み出せる点が魅力です。社内の他部署と連携しながら業務を進めるため、安定した環境で長期的にスキルを磨いていけます。

大手企業を中心に障害者雇用枠でのインハウスデザイナー採用が広がっています。

 

障害者雇用でデザイナー職を目指すメリット

デザイナー職は、障がいを持つ方にとって働きやすい環境が整いやすい職種です。身体的負担の軽減や柔軟な勤務形態など、複数のメリットが期待できます。

身体的な負担を抑えやすい

デザイナー職はデスクワークが中心になるため、身体的な負担を抑えやすい点が特徴です。

パソコンとデザインツールがあれば業務を進められることから、移動や力仕事が難しい障がい特性の方でも働きやすいといえます。

座位での作業が基本となり、立ち仕事や重い物の運搬といった肉体労働はほとんど発生しません。車椅子を使用している方や下肢に障がいのある方にとっても、社内の異動に必要なバリアフリー環境さえ整えば問題なく業務に取り組めます。

柔軟な働き方がしやすい

デザイナー職は、フレックスタイム制をはじめとする柔軟な働き方を実現する制度が導入されやすい職種の一つです。多くのデザイン業務は納期管理が明確で、成果物での評価がしやすいため、勤務時間の自由度が高くなりやすいといえます。

フレックスタイム制が導入されていれば、障がいによっては負担になる通勤ラッシュの時間帯を避けて出社したり、自分の体調に応じて業務時間を調整したりすることが可能です。通院時間も確保しやすくなるため、治療と仕事を両立できます。

 

障害者雇用でデザイナー職を目指す方法

デザイナー職への転職を実現するには、複数のアプローチ方法があります。自分の状況や障がい特性に合わせて、最適なルートを選択することが成功への近道となります。

専門のスクールに通う

専門のスクールで専門知識を学んでから就職を目指す方法です。デザイン系の専門学校やオンラインスクールでは、PhotoshopやIllustratorといったツールの操作方法から、デザインの基礎理論まで体系的に学べる環境が整っています。

社会人向けのスクールなら今の職場で働きながら学ぶことも可能で、夜間コースや週末コースを活用すれば、収入を得ながらスキル習得を進められます。ポートフォリオ制作のサポートを受けられるスクールも多く、就職活動時に自分の実力を示せる作品集を準備できる点も大きな強みです。受講料の負担はありますが、確実にスキルを身につけたい方に適した選択肢といえます。

就労移行支援事業所を利用する

障がいを抱えて一般企業に就職するための職業訓練が受けられる福祉サービスです。

デザイン系のカリキュラムを持つ事業所では、デザインツールの操作やWeb制作の基礎を学びながら、ビジネスマナーや職場でのコミュニケーション方法も習得していけます。

利用料は所得に応じて決まるため、多くの方が無料または低額で支援を受けられる仕組みとなっています。個別の就職支援計画を立ててもらえるほか、企業とのマッチングや面接対策、就職後の定着支援まで一貫してサポートしてもらえる点が特徴です。

未経験可能の求人に応募する

未経験可能の求人に応募し、働きながらスキルを身につけていく方法です。障害者雇用枠では、ポテンシャル採用として未経験者を受け入れる企業があり、入社後の研修制度を整えている職場も多く見られます。

業務内容としてはアシスタントから始まるケースが一般的で、先輩デザイナーの補助業務を通じて実践的なスキルを磨いていけます。画像の加工や資料作成といった基礎的な作業から徐々にステップアップしていく形となるため、焦らずキャリアを積み上げたい方に向いています。実務経験を積みながら収入も得られるため、経済的な負担を抑えつつデザイナーを目指せる選択肢です。

 

デザイナー職の障害者雇用求人の探し方

デザイナー職の障害者雇用求人を効率的に探すには、適切な求人媒体を活用する必要があります。それぞれの特徴を理解して、自分に合った方法を選ぶことが重要です。

ハローワーク

公共職業安定所として全国に設置されている国の機関です。多くのハローワークには障がい者向けの専用窓口が設けられており、障害者雇用に特化した求人情報を閲覧したり、専門の相談員に相談したりできる環境が整っています。

求人検索システムでは「障害者雇用」や「デザイナー」といったキーワードで絞り込み検索が可能で、地域に根ざした企業の求人情報も豊富に揃っています。

利用料は無料で、履歴書や職務経歴書の書き方指導、面接対策なども受けることが可能です。初めて転職活動を行う方にとって心強い味方となります。

障がい者専門の転職エージェント

障がい者の就職・転職支援に特化した民間サービスです。求人の紹介だけでなく、転職の成功に向けた包括的なサポートが受けられます。

キャリアアドバイザーが個別にカウンセリングを行い、スキルや障がい特性、希望条件に合った求人をマッチングしてもらえます。

エージェント・サーナ」は、30年以上の実績を持つ障がい者雇用専門のエージェントで、デザイナー職の求人も多く扱っています。登録や利用は無料で、面接のアドバイスから企業との条件交渉の代行、就職後のフォローアップなど、転職活動全般の手厚いサポートが可能です。

 

転職エージェントで紹介してもらえるデザイナー職の求人例

転職エージェントでは、多様なデザイナー職の求人を取り扱っています。以下は実際に紹介される求人の一例です。

デザイナーの種類 勤務地 雇用形態 想定給与 障がいへの配慮例
Webデザイナー 東京都江東区 正社員

(未経験可)

月給270,000〜450,000円
  • 在宅勤務・フレックス制
  • 通院への配慮
  • 音声ソフト対応
  • 健康管理室あり など
ゲームデザイナー 東京都新宿区 正社員 月給250,000~350,000円
  • 在宅勤務・フレックス制
  • 通院への配慮
  • 重量物の運搬への配慮 など
インハウスデザイナー 大阪市中央区 正社員 月給212,000〜356,000円
  • 在宅勤務・フレックス制
  • 通院への配慮
  • バリアフリーオフィス
  • 雇用形態相談可能 など

エージェント・サーナでは全案件の85%が独自の非公開求人となっており、このほかにも一般には公開されていない好条件の案件を豊富に揃っています。企業の採用ニーズと求職者の希望を丁寧にマッチングすることで、より最適な職場との出会いを実現しています。

 

転職エージェントを活用してデザイナーへの転職を成功させた事例

エージェント・サーナを利用してデザイナーに転職した方々の実例をご紹介します。転職エージェントで専門的なサポートを受けることで、理想の職場との出会いを実現しています。

S.T.(27歳 女性)さんのケース

S.T.さんは前職で障がいを開示せずにデザイナーをしていましたが、業務量が多く体調を崩すことがあり、転職を決意しました。

デザイン系の求人は数が少ないと聞いており、事務系の仕事も併せて探していましたが、エージェント・サーナのキャリアアドバイザーの紹介により、デザイナーの仕事に出会うことに成功しました。

現在は、人事担当者が普段から気にかけてくれる環境で働いています。仕事量や通院への配慮もあり残業もないため、ワークライフバランスが充実した生活を送っています。

K.T(34歳 女性)さんのケース

デザイン経験を持つK.T.さんは、安定した会社に長く勤めることを希望して転職活動を始めました。エージェントサーナのキャリア・アドバイザーに希望を伝えたところ、迅速に数社の紹介を受けられました。そのうちの一社が現在勤めている会社です。

はじめからデザイナー志望として面接に望んだわけではありませんでしたが、人事担当者が職務経歴書からデザインの経験を把握したことで、制作職を紹介してもらえました。

現在は社内報の制作に携わり、コーナーの原稿作成や新商品のパッケージデザインを担当しています。センスを磨くために街中のきれいな景色を撮影したり、デザイン関連の参考書を読んだりと日々勉強を続けながら、充実した生活を送っています。

桑原(35歳 女性)さんのケース

桑原さんはずっと事務職をやってきましたが、スキルアップを目指してグラフィックデザインの専門学校に2年間通い、そのうえで転職活動を始めました。

キャリア・アドバイザーからは、勉強したとはいえ実務経験がないことと年齢的な兼ね合いで「紹介できる件数は少ないかもしれない」と言われましたが、真摯にはっきりと告げてくれる姿が信頼感につながりました。

希望条件を調整しながら転職活動を続け、現在は通信販売の会社で社内報やマス媒体のチラシの1コマ、社内名刺など、デザインに関連する業務を行っています。

H.M(26歳 女性)さんのケース

H.M.さんは前職の勤務スタイルに不安を覚えたことをきっかけに、エージェント・サーナを利用して転職活動を始めました。素早く希望に近い企業を紹介してもらえたほか、面接し感の調整を行ってもらえたことで前職で働きながら転職活動を進められました。

現在の職場には事務職として応募したものの、過去のデザイナー経験を買われ、デザインのスキルを活かせる部署への就職に成功しています。現在は携帯電話の販売店などで使用するPOPをパワーポイントで作成し、それを店舗に発送する業務を担当しています。

 

まとめ

障害者雇用でデザイナー職を目指す道は、確実に広がっています。Webデザイナーやゲームデザイナー、インハウスデザイナーなど、多様な職種への挑戦が可能になっており、デスクワーク中心で柔軟な働き方ができる環境が整っています。

ハローワークや障がい者専門の転職エージェントを利用すれば、障がい特性に配慮した求人情報を得られ、面接対策から入社後のフォローまで手厚いサポートを受けられます。

エージェント・サーナ」では、プロのアドバイザーがあなたに寄り添い、障がいの特性に合った求人のマッチングや書類作成、面接対策のサポートなどを実施いたします。障がい者雇用でのデザイナー採用を目指している方はぜひご相談ください。

 

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